すべてのありふれた光
モデルや女優にとても疎い僕が唯一といっていいほどの好きなモデルさんに夏海さんという女の子がいる。
彼女は6/19で21歳になったということは僕と同世代なわけだよ。
そんな女の子が写真集を作るために3月の下旬頃からクラウドファンディングで資金を集めていた。
僕はバイトをしていなかったから本当にお金が無さすぎて、そのクラウドファンディングには参加できなかったのだけど(今になってやっとけばよかったなってちょっと後悔してる)最終日に、目標金額を達成し大成功を収めた。
僕はクラウドファンディングをすることも知っていたし、彼女が毎日宣伝をしていることも知っていたから、彼女の可愛いが誰かに届くようにと微力ながらもRT等々しながらひっそり応援していた。
約3ヶ月の同行と達成した際のインスタライブ等も見ていたし、1番の核の部分にいなかったものとはいえ、彼女が涙を流す姿に、ひどく感銘したしこっちまで泣きそうになった。
その日、Twitterにも似たようなことをツイートしたんだけど、同世代の女の子が毎日コツコツと宣伝をしてギリギリで達成するドラマのような展開にすごく励まされた。
彼女ほど大きな話ではないにしろ、世界中の一人一人がそういうものと戦いながら毎日を生きている。現代は多分そういう時代。
僕はGRAPEVINEというバンドがめちゃくちゃ好きなんだけど、彼らの楽曲に「光」という単語がよく出てくる。
光は時に自分を騙し、自分を満たし、誰かを満たす。
その都度、姿かたちを変えて目の前に現れる。
前置きが随分と長くなったけど、今回言いたいことはここにある。なんのこっちゃだよね。
当たり前ですけど、光って実体ないんですよ。
だから捉え方も十人十色、人それぞれなわけで。
僕が憧れている人は僕にとっての光だし、手を伸ばしても届かないことが多いのもご愛嬌、誰しもによくあるお話。
でも僕はそこで終わりじゃなくて、いつか自分も誰かにとっての光にならないといけないんだとずっと思っている。
誰かの憧れになり、誰かを支える。
そういうものになっていかないといけないんだろうなって。僕ももう20歳、甘えられる時期は過ぎ去った。
容易なことじゃ決してないし、それが原因で大事な何かを失うリスクだってもちろん伴うんだけど、それがないと人選多分つまんないからやるしかないんだなぁとか思ったり。
物事は綺麗に帰着することは多分無いのでこの辺にしときます。
最後に
僕は憧れに届くまでずっと手を伸ばしてるので、ホントに待っててください。
そして、僕を光だと思っている未来の人には「ここで待ってるよ」と伝えます。
しゃらくさいかもしんないけどそうなんだよ。